こんにちは、あすてるです。
今回はサイトアフィリエイトの手法のひとつである
『ペラサイト』
についてお話ししていきたいと思います。
普段は中規模~大規模サイトを作っている人でも、記事を量産しないで稼ぐ手段というものがあるということは知っておいて損はしません。
ペラサイトとは?
さて、それではさっそくお話していきたいと思いますが、そもそも“ペラサイト”とは何なのでしょうか?
実はこれには正確な定義がないので人によって多少の違いがあるのですが、たいていの場合は
『ページ数が1ページしかないサイト』
のことを指すと認識しておけば間違いはないでしょう。
つまりサイトのコンテンツ数に厚みのないペラペラ・ペラ1枚なサイトというわけですね。
もちろんコンテンツの内容がペラペラというわけではありません。
あくまでここでいうペラペラというのはコンテンツ数、記事数のことを指します。
また、もう少し具体的に言うと1カラムでサイドバーやヘッダーなどが無いいわゆるLP(ランディングページ)のような形式のことを指す場合が多いです。
アフィリエイトリンク先の広告主が用意しているページのようなイメージです。
完全に1ページの縦スクロールのみでアフィリエイトリンクのクリック、そして成約まで持っていくということですね。
ある意味潔いスタイルとも言えます。
ペラサイトのメリット
そんなペラサイトのメリットとはどこにあるのでしょうか?
いくつかご紹介していきます。
リリースまでが手軽
まず一点目のメリットとしては、サイトのリリースまでが手軽だということがあるでしょう。
1ページ作成して公開するだけなので、細かいことを考える必要もなく計画からサイト公開までが非常に早く済みます。
PDCAサイクルでいうところのPlan→Doまでが迅速に行えるということです。
アフィリエイトはいくら素晴らしいアイデアやネタを頭の中で思い浮かべてもそれを実際に形にして世に公開しないと絶対に稼げません。
その点、ひとまずのサイト公開までのハードルが低いペラサイトはアウトプット量を稼ぐが比較的簡単です、
これは大きなメリットと言えます。
軌道修正が簡単
ペラサイトで稼ごうと思ったら、複数のジャンルやキーワードのサイトを次々と量産していくことになります。
似通ったジャンルやキーワードを扱うこともあれば全く異なるものを扱うこともあると思いますが、いずれにしてもそれぞれは独立したサイトです。
なので、当然その中で当たり外れがでてくるわけですが、外れたと思ったら別の方向に進めばいいし当たりが出たらそれを突き詰めればいいわけです。
これが大規模サイトであればそもそもの構築にも時間がかかりますし、中々途中で諦めるのも惜しくなったりいつか芽が出るかも…と無駄な努力を続けてしまうかもしれません。
でも、ペラサイトなら当たりはずれの判断やそれによる軌道修正がそれぞれ1ページずつのサイトなので簡単にできます。
ひとつのサイトにこだわらず迅速に判断や取捨選択をしていけるのはペラサイトならではのメリットでしょう。
リスクヘッジが楽
色々なジャンルやキーワードを展開していくということは、つまりリスクヘッジ(分散)が楽ということでもあります。
もしひとつのサイトが大きく稼いでいてもそのサイトが飛んでしまえばアウトですが、ペラサイトは一つで大きく稼ぐというよりは細かく稼ぐサイト群をいくつも持つイメージになります(もちろん例外もありますが)。
なので、たとえ稼いでる内のひとつのサイトがダメになったり案件が終わってしまってもそこまで大きくダメージを受けることがありません。
考え方によっては非常にリスクを低く抑えることのできるサイト運営手法だと言えます。
ペラサイトのデメリット
今挙げてきたように様々なメリットのあるペラサイトですが、当然デメリットもあります。
ここからはペラサイトのデメリットについてご紹介していきます。
SEO的に弱い
ペラサイトはその性質上コンテンツ量が圧倒的に少ないので、同じジャンルやキーワードを狙っている大規模サイトなどがある場合はまず勝てません。
つまり構造的にSEOが弱いということです。
今はホワイトハット、つまりコンテンツの質だけでも勝負のできる時代ですが、それゆえにペラサイトのようなコンテンツ量の少ないサイトはどうしても評価がされにくいのも現実です。
ジャンル・キーワード選定がシビア
SEO的に不利なところをカバーするとなると、やはりジャンルやキーワード選定が肝になってきます。
大規模サイトのように最初は上位表示できなくても育てていく内に競合を抜いて…というのも中々期待できませんから、いかに最初のジャンルやキーワード選定を精度良く行えるか?ということが重要になります。
ただそれにも限界がありますから…ペラ1枚では太刀打ちできないジャンル・キーワードの場合、強力な中古ドメインをメインにするか、あるいはリンクを貼るか…いずれにせよブラックハット的なリンク施策が不可欠になるでしょう。
ライティングスキルが必要
ペラサイトは全てがその1ページで完結するため、その1ページでユーザーの悩みに答え、共感を生み、成約にまで持っていかなければいけません。
また、SEO的な観点から考えても、どうしてもある程度のコンテンツ量は必要になってくるので1ページは長文になりがちです。
となると、比較的長文を訪れたユーザーに離脱されず最後まで読んでもらえるような文章力が必要になってくるというわけです。
この辺りは物販の経験のない人には少し難しく感じるかもしれません。
ペラサイトの作り方
ここまでペラサイトのメリット・デメリットをお話してきました。
それをふまえてこれからペラサイト作成に取り組もうと思う人もいると思いますが、一体どのようにサイトを作れば良いのでしょうか?
いくつかのペラサイト作成方法をご紹介しておきます。
SIRIUSで作る
一番定番かつ簡単なのは『SIRIUS』などのHTMLサイト作成ソフトで作ってサーバーにアップロードする方法ですね。
ペラサイトを作成している多くのアフィリエイターはSIRIUSを使っています。
ペラサイトでなくとも使えるツールですが、特に小規模なサイトを作っていくのには最適なツールです。
WordPressの1カラムで作る
また、WordPressを使って1カラムのレイアウトにできるテーマ(テンプレート)で作るという方法もあります。
最近はLP制作機能が標準で備わっているテーマも多いので、使い慣れているテーマにLP機能があればそれをそのまま使えばOKです。
ただし1カラムにできるテーマは色々ありますが、中にはヘッダーやグローバルメニューが残ってしまうものもあります。
どうせ作るならヘッダーなども無いほうがユーザーの余計な視線移動やページ遷移が無くなるので良いでしょう。
今はWordPressのインストールも簡単にできるサーバーが多いですし、ひとつ雛型となるペラサイトを作っておけば『All-in-One WP Migration』などサイトをコピーできるプラグインを使ってどんどん量産もできますので、WordPressを使い慣れている人なら新たにペラサイト用ツールなど買わなくてもWordPressで作るのが楽ですね。
無料ブログで作る
ドメイン代がもったいないというのであれば、いっそのこと無料ブログに1記事だけアップしてそれを量産するというのもありでしょう。
これも考え方によっては立派なペラサイトです。
ただ、どうしても無料ブログの独自仕様や広告、制約などがついて回るので独自ドメインよりはパフォーマンスが落ちてしまう可能性があります。
ドメイン代を節約したいというだけであれば、サブドメインを切ってサイトを量産するということもできます。
サブディレクトリ型にして下層ページをどんどんと作っていけばメインのトップページはそれなりにSEO的にも強くなるかもしれません。
ただそうなるとドメイン単位でペナルティを受けた場合全滅してしまうので、ペラサイトのメリットであるリスクヘッジなどができなくなってしまうのが難点です。
いずれにしても方法は色々あるので、自分はどれがやりやすいのか考えてみると良いでしょう。
ペラサイトは稼げるのか?
で、ここまで話してきましたが結局のところ気になるのは、
「まだペラサイトでも稼ぐことができるのか?」
ということでしょう。
答えは“YES”です。
ペラサイトでもちろん稼ぐことができます。
今もペラサイトで稼いでいるアフィリエイターはいますし、彼らは今後も稼いでいくでしょう。
かくいう私も普段は中規模~大規模サイトを作り込むほうが好きなのでほとんどペラサイトは作らないのですが、実験的に作成したペラサイトから最近成果が上がりました。
この辺りの情報は別記事で詳しく共有していきたいと思います。
参考:ペラサイトで成果が出たので成功例と検証による稼ぐコツをシェア!
ペラサイトでも何でも、興味があるならやってみるのが大事
今回はペラサイトについての情報をお届けしました。
ネットで情報を漁っていると色々な情報や主張が出てきて迷ってしまうことも多いかと思いますが、ペラサイトでも大規模サイトでも成果を出すことは間違いなくできます。
ペラサイトでもなんでも、自分が良いと思ったらまずは取り組んでみるべきです。
アウトプットしてみないことには1円も稼ぐことができませんから。

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