【2019年9月】アドセンスのポリシーが大幅に変更!実質の規約緩和でアルコールやアダルトサイトでも掲載OKに?

アフィリエイト全般

こんにちは、あすてるです。

 

アフィリエイター・ブロガーのもっとも身近なマネタイズ方法と言えばGoogleアドセンスですが、そのアドセンスのポリシー(規約)は難解かつ定期的に変更されることもあり、判断に困ることがしばしばあります。

今回2019年9月にも大きなポリシーの変更があったので、変更の要点やアフィリエイターとしてのポイントを解説していきます。

 

2019年9月のアドセンスポリシー変更詳細

 

今回の変更は2019年8月に『重要なお知らせ: AdSense のポリシーがまもなく変更されます』とメールで予告され日本時間9月30日に施行されました。

変更の理由は下記。

 

今回の変更の理由
サイト運営者の皆様から最もよくいただくご要望のひとつが、ポリシーの簡素化と合理化です。Google のサイト運営者様向けサービスを複数利用されている方も多いことを踏まえ、ポリシーとの向き合い方や違反によって生じる影響を、サービスを問わず明確かつ簡単にご理解いただけるよう、情報の整理を進めたいと考えております。

変更後は、情報は次のように整理されます。

  • 「Google サイト運営者向けポリシー」: Google がいかなるサイト運営者向けサービスでも収益化しないコンテンツ タイプについて規定します。該当するものとしては、違法なコンテンツ、児童の性的虐待や小児性愛に関するコンテンツ、露骨な性的描写を含むコンテンツ、家族向けコンテンツに含まれる成人向けのテーマ、知的財産が不正使用されているコンテンツ、絶滅危惧種を原材料とする商品を宣伝するコンテンツ、危険または中傷的なコンテンツ、不正行為を助長するコンテンツ、不適切な表示を含むコンテンツ、悪質なソフトウェアまたは望ましくないソフトウェア、国際結婚の斡旋に関するコンテンツなどが挙げられます。
  • 「Google サイト運営者向け制限事項」: 広告の供給が制限されるコンテンツ タイプについて規定します。該当するものとしては、性的なコンテンツ、衝撃的なコンテンツ、爆発物に関するコンテンツ、銃に関するコンテンツ、銃の部品や関連商品に関するコンテンツ、その他の武器に関するコンテンツ、タバコに関するコンテンツ、危険ドラッグに関するコンテンツ、アルコールの販売と乱用に関するコンテンツ、オンライン ギャンブルに関するコンテンツ、処方薬に関するコンテンツ、未承認の医薬品やサプリメントに関するコンテンツなどが挙げられます。Google 広告(旧 AdWords)では、これらのコンテンツは従来どおり広告配信の対象外です。これらのコンテンツに配信されるのは、他の広告サービスの広告と、サイト運営者と広告主の直接取引による広告のみです。
  • Google のサービス間で統一性が向上し、どのサービスをご利用の場合も、よりシンプルで一貫性があり、わかりやすいシステムとなります。

引用:Adsenseヘルプセンター

 

ようは「規約を整理して、よりわかりやすくしますよー」ということらしいです。

たしかにアドセンス(に限らずGoogle関連のサービスは全てですが)は規約の判断基準が微妙だったり、そもそもの日本語が曖昧でわかりにくいことが多いですからね。これはアドセンス利用者には歓迎される変更でしょう。

またGoogleにはアドセンス以外にもアプリ内広告のAdMobなどのサービスがありますが、こうした別サービスのポリシーとも表現を統一してわかりやすくするとのことです。

 

主な変更点:『ポリシー』『制限事項』の区別

 

ここで特に重要なのは、『ポリシー』と『制限事項』に各種項目が分類・区別されるということです。

そして制限事項に該当するものは、ポリシー違反には該当せずペナルティも科されないということ。これが非常に大きな変更点です。

 

中には従来ポリシー違反に該当していたものが制限事項に分類されたものもあり、実質的な規約の緩和とも取れます。以下でもう少し深堀して見ていきましょう。

 

制限事項に当たるコンテンツ

 

『制限事項』に該当するコンテンツは下記になります。

 

  • 性的なコンテンツ
  • ユーザーに強いショックや不快感を与えるコンテンツ
  • 爆発物に関するコンテンツ
  • 銃や銃の部品と関連商品に関するコンテンツ
  • その他の武器および兵器に関するコンテンツ
  • タバコに関するコンテンツ
  • 危険ドラッグに関するコンテンツ
  • アルコールの販売や乱用に関するコンテンツ
  • オンライン ギャンブルに関するコンテンツ
  • 処方薬に関するコンテンツ
  • 未承認の医薬品やサプリメントに関するコンテンツ
  • Google Play ストアから削除されたアプリ

 

それぞれの詳細や具体例はヘルプセンターに記載されているのでチェックしてもらえればと思いますが、これはかなり大きな変更であると、以前からのアドセンス利用者ならわかるのではないでしょうか?

たとえば性的なコンテンツやたばこ、アルコールに関するコンテンツはアドセンスではご法度とされていたのは有名でしょう。

特にアドセンスはアダルト(と思しき)コンテンツには厳しく、実際にはアダルトな画像ではなくごく普通の人物画像なのに肌の露出が多い(裸に見える?)画像だとNGになったり、中にはそもそも人物の画像ですらないのに肌色が多いというだけでアダルト画像に判断されてアドセンスの広告が停止された…なんて例もよく聞かれました。

 

またアルコールに関しても、バーなどの店舗案内ページやお酒の歴史などの情報コンテンツはOK、アルコール類を直接購入できるページへの掲載(通販サイトなど)はNGとなっていました。

じゃあ直接購入はできないけど飛び先で購入できるアフィリエイトの場合はどうなのか?というとこれが何とも微妙なところで、そのときどきで判断が分かれていたり…

その昔は『ワインやシャンパンを販売するサイト』はOKで『ビールやリキュールを販売するサイト』はNGとされていて、お酒の種類によってOKとNGが変わるという、理解に苦しむ分類もあったりしました(今はこの記載は無くなったためにワインやシャンパンもNG寄りになりましたが)。

 

それが今回『制限事項』に分類されたことで、該当するコンテンツを書いてそこにアドセンスを貼っても即座にポリシー違反とはならず、つまり広告配信やアカウント停止のリスクも無くなったということです。

もっとも従来通り制限事項に当たるコンテンツでは広告配信の対象外なので、収益化できるかは微妙なところですが…少なくとも、これまでポリシー違反に該当するか微妙でアドセンス掲載が躊躇われたジャンルでも『制限事項』に分類されたものはアドセンスの掲載自体は可能になったので、たとえばお酒が趣味でお酒に関するネタをブログで書きたかった人などは、堂々とアドセンスを使うことが可能になりました。

また『制限事項』の判断は依然Googleの匙加減ですので、場合によっては広告が配信される可能性もあり、少なくともポリシー違反にはならないので「条件付きでアダルトアフィリエイトの解禁か?」とアフィリエイト業界では大きな話題になっています。

これが事実上の“規約の緩和”ということですね。

 

ポリシー違反に当たるコンテンツ

 

一方で、ポリシー違反に該当するコンテンツは下記とされています。

 

  • 違法なコンテンツ
  • 知的財産権の侵害
  • 絶滅危惧種
  • 危険または中傷的なコンテンツ
  • 不正行為を助長する商品やサービス
  • 不適切な表示に関連するコンテンツ
  • 悪質なソフトウェアまたは望ましくないソフトウェア
  • 露骨な性的描写を含むコンテンツ
  • 国際結婚の斡旋
  • 家族向けコンテンツに含まれる成人向けのテーマ
  • 児童の性的虐待や小児性愛に関するコンテンツ

 

こちらも詳細はヘルプセンターを参照してほしいのですが、これらに該当するコンテンツは、『ポリシー違反』として従来通りアドセンスの掲載が禁止され、違反した場合は広告配信の停止やアカウントはく奪の可能性もあります。

 

基本的には『制限事項』に該当するコンテンツの中でもより程度の著しいものが『ポリシー違反』ということなのでしょうが…正直『制限事項』と何が違うの?というと微妙なものもありますね。

たとえば『露骨な性的描写を含むコンテンツ』なんかは、どこからが“露骨”なのか?と判断に迷うところがあります。

なので上で“条件付きでアダルトアフィリエイトの解禁か”とお話ししましたが、制限事項の範囲内なのか、ポリシー違反に該当するかどうかというのもまたGoogle次第ですので、思いっきりアダルトなジャンルではリスクも大きいでしょう。

基本的には今まで過剰な判定だった(アダルトじゃないのにアダルトとみなされた)ものがごく当たり前の判定になった、くらいに思っておいたほうが良いかもしれません。

 

他にも意外なところでは『国際結婚の斡旋』なんかがありますが、これはいわゆる“国際ロマンス詐欺”対策でしょうか。国際結婚はブログに書いている人も多いですし、斡旋までいかなければ大丈夫か?と思いますがこのあたりも注意が必要ですね。

 

基本は今まで通りのスタンスで

 

というわけで、今回は2019年9月に実施されたアドセンスのポリシー変更について解説しました。

これまでご法度だったアダルトコンテンツやアルコール関係のコンテンツなどが、制限付きとは言えポリシー違反でなくなったのはアドセンスの長い歴史で見ても大きな変更点ではないでしょうか。

 

とはいえ、今見てきたように『制限事項』『ポリシー』の境目が曖昧で判断に困るものも多いです。

Google的にはこれでも整理・簡素化してわかりやすくしたらしいですが…我々からするともっと頑張れ!といいたくなる感じではありますね(笑)

なので基本的にはこれまでと同じスタンスで、規約に抵触しそうなものは扱わないほうが無難でしょう。

たとえば人物の写真素材を扱うときに、水着だったり露出が多めな画像を使いたいと思ったときには間違ってアカウント停止にされるリスクが小さくなった…くらいの感覚でいれば良いでしょうか。

 

アドセンス利用者にはメールも来ていると思いますが、このタイミングで一度『制限事項』と『ポリシー』についてそれぞれ確認しておきましょう、

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