こんにちは、あすてるです。
WEBサイトの評価を決める指標として“被リンク”は非常に重要な要素ですよね。
時代によってその重要度や評価の仕方に差はあれど、リンクによるサイト評価の決定はGoogleの根幹を成す部分であり、「リンクは無いよりあったほうが良い」というのはいつの時代も不変です。
そのため、アフィリエイトサイトでもいかにリンクを獲得するか?は常に議論されるところであり、中古ドメインからリンクを張ったり(いわゆる自演リンク)、自然なリンクを貰う方法を考えたり…と様々な施策を行うのですが。
ブログやメルマガ読者の方から最近特に質問を受けるのは「アフィリエイトサイトで自然な被リンクを貰うにはどうすれば良いのか?」ということです。
というわけで今回は、アフィリエイトサイトにおける“自然なリンク”というものについて考えていきたいと思います。
そもそも“自然な被リンク”の定義とは何か?
さて、アフィリエイトサイトで自然な被リンクを貰うためには~…といったことを考える場合、まずアフィリエイトサイト云々の前に、“自然なリンク”の定義をはっきりさせておかなければなりません。
解釈は色々あるかもしれませんが、私が思うに、本当に自然なリンクというものは、自分が意図しないところで勝手に紹介されている(リンクが張られている)という状態ではないでしょうか。
つまり自分がリンク獲得を目的に色々と考えたり動くことなく、全くの偶然に他人に紹介される・引用される…というのが真に自然なリンクではないかと思います。
この記事ではこれを“自然なリンク”と定義して話を進めていきます。
アフィリエイトサイトが自然にリンクを貰うのは難しい
で、じゃあその自然なリンクをアフィリエイトサイトで貰うためにはどうすれば良いのか?ということなのですが…
結論から言ってしまうと、アフィリエイトサイトが本当に自然なリンクを貰うというのは極めて難しいでしょう。
考えてみてもほしいのですが、あなた自身がアフィリエイトサイトにリンクを張ろう(張りたい)と思ったことはありますか?おそらくないでしょう。
そもそも『リンクを張る』という行為自体がかなりハードルが高いことなのです。
その昔(それこそ10年~20年前くらい)は、自分のブログやサイトを持っている人自体が少なく、マニアックなことだったので、ブログを持っている人同士の交流も今よりも狭く深かったですし、交流がある間柄で相互にリンクを張り合うというのがひとつのネット文化でもありました。
しかし今は誰しもが簡単にブログやサイトを開設できる時代です。たとえブログを持っていても、リンクの概念を知らない人すらいます。
またブログより手軽にシェアできる手段としてSNSの台頭があり、たとえばツイッターでリツイートしたりLINEで送り合うことがかつてのリンク文化にとって代わられている部分もあるでしょう。
そんな現代で、自分のブログから自然にリンクを張りたくなる・引用してまで紹介したくなるというのは、よほどタメになって感銘を受けたとか、よほど面白くて他人におすすめしたいとか、よほど腹が立って一言モノ申してやりたいとか…
いずれにせよ、自分の想像を上回る感情の揺さぶりが起きないと、わざわざリンクを張るという行為まで行き着かないのです。
そうなると、最初に言った通り、アフィリエイトサイトにリンクを張りたい(張る必要がある)気持ちになるでしょうか?…まずなりませんよね。
- 青汁のランキングサイトにリンクを張りたくなりますか?
- 脱毛の比較サイトにリンクを張りたくなりますか?
まあ普通はならないでしょう。せいぜい友人同士のクローズドな場でシェアされるくらいでしょうか(それでも十分すごいことですが)。
もちろんジャンルによってはシェアされやすいものもあるでしょうし、実際に私も全く意図しないところでクレジットカードのサイトにリンクが張られていることもありました。
あるいはこのブログのように、ノウハウ系の記事であればシェアされやすい傾向はあるでしょう。
ただ、それは極めて稀なことで狙ってできることではありませんから、そもそもアフィリエイトサイトでの自然なリンク獲得…というのが(少なくともSEO対策という観点から見れば)間違っているといっても過言ではありません。
ペナルティを受けない被リンクの増やし方
いまお話してきたように、アフィリエイトサイトで真に自然な被リンクを貰うことは相当にハードルが高いです。
ただ、「自然なリンクを獲得したい」という人の真意を深堀してみると、もう少し違ったものが見えてきます。
「自然なリンクを貰いたい」という人はつまり、リンクは欲しいけれど自演リンクはしたくない=ペナルティの危険性が怖いという意味なのではないでしょうか。
であれば、完全に自然なリンクではないけれど、中古ドメインのバックリンクサイトから自演リンクを送るなどよりはペナルティを受ける可能性が低い…自然に近いリンクを増やす方法を考えれば良いでしょう。
以下、アフィリエイトサイトでもできる、ペナルティを受けにくいという点で自然(に近い)リンクの獲得方法をいくつか紹介していきます。
ソーシャルブックマークに登録する
『はてなブックマーク』や『楽天ソーシャルニュース』に代表されるソーシャルブックマークは、自分のサイトを登録することが認められています。
サービスによってはrel=”nofollow”が付いているので直接的なリンク効果は期待しづらいものもありますが、ドメイン自体が強いので同じキーワードで検索したときに自分のサイトよりも登録したソーシャルブックマークサイトのURLが上位に来ることもあります。
また、はてなブックマークに複数のアカウントを使ってはてぶ(ブックマーク)しまくることではてなブックマーク内の新着(ホッテントリ)に掲載されて大量のアクセス流入を獲得できたり、それにより順位が上昇したり…なんてこともあるので、それを狙ったサイトなんかも定期的に現れます。
ただし上記は『はてぶスパム』と呼ばれる明確なスパム行為で、バレるとはてなからアカウントBANされたり、さらに目立てば検索エンジンにもスパム行為認定されて逆にペナルティを受ける危険があったりとリスクも大きいです。
スパム行為は論外ですが、直接的にも間接的にも効果は大きいので、公式に認められている範囲で積極的に活用するのが良いでしょう。
クライアントからリンクを貰う
自然に近いリンク、意味のあるリンクとしては『クライアントからリンクを貰う』というのも非常に効果的です。
クライアント…つまりアフィリエイト広告の広告主に依頼して、広告主の公式サイトから自サイトにリンクを張ってもらうということですね。
我々アフィリエイターからすれば、サービスや商品を紹介してその公式からリンクを貰うという形は極めて自然ですし、公式からのお墨付きを貰ったとも言えるので価値の高いリンクになります。
また広告主的にもリンクを送ることでアフィリエイトサイトが上位表示して獲得数を伸ばしてくれれば、結果として広告主の売上や認知向上にも繋がるわけで、WIN-WINとも言えます。
ジャンルや広告主にもよりますが、調べてみるとけっこう普通に行われていますので自分の運営しているジャンルのライバルサイトを見てみると良いですね。
上位表示しているライバルサイトの多くは、クライアント公式からのリンクを貰っていたりします。
自分のやっているジャンルで積極的にリンクを出している広告主がいれば、迷わず自分もGOすべきでしょう。
相互リンクをお願いする
また自然なリンク(意味のあるリンク)というと、相互リンクもアリ。
同じジャンルでブログ・サイトを運営している人に声をかけて相互リンクを依頼するというものです。
相互リンクと聞くと明らかにリンク獲得が目的だからペナルティの対象なんじゃないの?なんて思う人もいるかもしれませんが、基本的には全く問題ありません(だからといって無差別に相互リンクするのはNGですが)。
相互リンク自体は昔からあるド定番のリンクパターンですし、それを言い出すと自社運営の関連サイトやサービス間でのリンクも相互リンク・自演リンクとしてペナルティの対象となってしまいますが、自社サイトでの相互リンクなどは普通に認められている行為です(じゃないとコーポレートサイトで関連サービスやサイトを紹介するのもペナルティになってしまいますので…)。
Search Consoleのヘルプページ『リンクプログラム』の項目にも記載があるように、ペナルティの対象となるのは、
過剰なリンク交換、または相互リンクのみを目的としてパートナー ページを作成すること。
ですから、ようは関連性と程度の問題です。
低品質なリンク集などに登録するのではなく、しっかり運営されている関連サイト同士で相互リンクは全く問題ないですしむしろ積極的に取り入れていくべきでしょう。
SNSで交流を深めて人脈を利用する
相互リンク的な考え方でいけば、SNSで交流を深めるのも戦略のひとつ。
特にブロガー的な人たちは仲間内での交流が活発ですし、仲間内でシェアし合う文化なんかもありますので、人脈を利用するというといやらしいですが、仲良くなればブログの記事を紹介してもらってリンクを獲得したりSNSで拡散してもらうことも可能でしょう。
もちろん、最初からリンク目的・拡散目的で近づいては見透かされますし敬遠されてうまくいかないでしょう。
相手のいることですし、一番の目的は純粋な交流で、その上でタイミングがあれば厚意で紹介してもらえたらラッキー…くらいのスタンスが結果的にうまくいきます。
またちょっと本筋から外れますが、リンク云々を抜きにしても今の時代は情報戦なので、誰とも関わらず孤独に記事を書き続けていると変化の速さに対応できず、成功から遠ざかる可能性もあります。
そんなとき対等に情報交換できる仲間がいると非常に心強いので、そういった点からも色々な人と交流を深めておくのはおすすめです。
リンク獲得目的のコンテンツを作る
あとは、最初からリンクを獲得するためのコンテンツを作る、というのも手段のひとつ。
冒頭にお話したようにアフィリエイトサイトが自然にリンクを獲得することは非常に難しいのですが、100%不可能ではありません。実際に私も意図せず引用・拡散されたことがあるのもお話したとおりです。
ただし、全く狙わないでリンクを貰うのはそれこそ奇跡的な確率で、偶然や誰かの気まぐれに頼るしかありません。
それではあまりに効率が悪いので、ある程度最初からリンクを獲得を目的として、狙ってコンテンツを作ってみるのもアリでしょう。
じゃあどんなコンテンツを作れば良いのか?というとそれは一概に言えませんし、運営しているサイトやジャンル次第でもあるのですが…
たとえばノウハウ系で多くの人の役に立つもの、笑いを呼ぶもの、異論を唱えたくなるもの…など、思わずシェアしたくなるものだと可能性は高くなります。
一時期は有名なアフィリエイトサイトがこぞって面白コンテンツを得意とするコンテンツマーケティング会社と組んで、サイトの下層に関連性がある(のかないのか微妙なw)企画ページを作って、アフィリエイト業界内外で話題を呼んでいましたし実際に被リンク効果もかなりありました。
また最近ではAGAクリニックのアフィリエイトサイトが、ハゲ芸人ばかりを起用してハゲの漫才グランプリ『H-1』を開催した…なんて例もありました(笑)
さすがにこれらの施策は七桁万円とか場合によっては八桁万円かかるので誰にでもできることではないですが…そこまで気合の入ったものじゃなくても、誰よりもわかりやすく役に立つ情報を書く、なんてことはリサーチをしっかりすればできるはずです。
ただ役に立つ情報を時間をかけて書くならだれにでもできるので、情報の濃さだけではなく情報の鮮度なども実際には重要にはなってきますが…そのあたりは過去にSNSで拡散した実例を紹介した記事でも触れていますので、そちらも参考にしてみてください。
記事は特にSNSでの拡散にフォーカスしていますが、拡散されることで結果リンク獲得ができる…ということなので、基本的な考え方は一緒です。

ともかく、アフィリエイトサイトでもネタによっては拡散やリンク獲得をある程度意図的に仕掛けることはできるので、自然なリンクが欲しければそのための戦略を立ててみてください。
また拡散を狙うといった意味でも、さきほどの相互リンクやSNS上の繋がりは重要になってきますので、そちらも並行して活動するのが吉でしょう。同じコンテンツなら知り合いがゼロより知り合いがいたほうが紹介されやすいのは当然ですので。
リンクは貰えるまで待つのではなく、貰いに行くもの!
以上、自然なリンクとは何か?という話から具体的なリンク獲得の施策について色々とお話してきました。
どれも共通して言えるのは、『自ら積極的に動く』のが重要だということ。
本当に自然なリンクを狙わずともどんどん貰えるならそれは理想的ですし最強なのですが、現実的ではありません。
であれば、自分から動いて(営業して)なるべく自然に近い(ペナルティを受けにくい)形のリンクを取りに行けば良いでしょう。
少なくともアフィリエイトサイトでSEO効果を期待してのリンクであれば、完全に自然なリンクじゃなくても自然に近い(意味のある・必然性のある)リンクであれば十分です。
特にSEOの場合、自分ひとりでコツコツ記事を書いてサイトを作ったら、あとは検索ユーザーが訪れるのを待つだけ…となるのでつい受動的になりがちですが、今の時代それだけでは難しい面も多いです。
必要があれば自ら動くことをしてみてください。面倒ですが結局それが成果への近道ですので。
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